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▼ 50.最後の力

あー、と終わった?終わったってことでいいの?ほんと長いオムニバスアニメだったなー。
最終回はデス種の最終回らしく空虚さが最高潮だった。完走したはずなのに、漂うのは打ち切り臭で、この期に及んで更に使いまわされるバンクの嵐に私は思わず目頭が熱くなった。コマ送りはよそう。
というか何、これ9月1日の早朝にやった夏休みの宿題ですか?出来はそっちのけで最後の力を振り絞って「と、とりあえず、できました…(パタリ)」みたいなぐるぐる感を感じた。みなさんデンジャラス過ぎる。
あの、マリューがさー、敵が撃ってきて弾が目前に現れてから「回避ー」って言うじゃん。これ思い出した。
ほんと、そんなんじゃ全然間に合うはずないんだけど、ノイマンがそれでも何とか応えようと超操舵で回避する。ノイマン的にはギリギリ。避けられたこと自体あり得ない。今後は勘弁して欲しい。でもマリュー的にはそんなノイマンの疲弊など見えないから、ずっとギリギリ指示を繰り返す。デス種はずっとそういうことやってきたと思う。もういい加減休んだ方がいいと思う。あ、今回ので終わり?そりゃ良かった。


うん。それで、事前に、何もかもがイッパイイッパイで終わらせることにのみ精力を費やして謎なんて、伏線なんて、そんなもの何も解明されないんだろうなーとは思っていた…思っていたが、この上更に新たな不具合を続々と放出し続けるデス種のその姿勢恐れ入った。


旧キャラが新キャラを蹂躙し尽す戦闘恐れ入った。
にゅるっとバリアを無力化するアカツキを見て、アレはやっぱり機械でなくて何かの生き物だという意見を深めた。リフターは実はトリィが操ってるんでしょ?あと、私の目の錯覚かもしれないが、なんか一機で要塞を嬲ったりしてたフリーダムの背後に随時、光の翼が見えた気がしたんだ…でも、そんな戦闘能力面だけでなく、運命号の個性までも侵略したりはしないよね?まさかねー。
ほんとさすが最終回ですね、気合入ってますね。でもそれ気合入れる位置間違いも甚だしいですからー!泣ける。シンちゃんも頑張ったんだけどね、演出が地味過ぎて素っ気無くスルーしそうになるけど、華麗にドラグーン避けてたりしたしね。


今日のアスランさんが激し過ぎて息も絶え絶えなシンちゃんも良かったよ。
シン「こんのぉー裏切りものがぁー!」
アスラン「シン!俺は裏切ってなどいない!」
シン「アンタって人はァー!まだそんなことをぬけぬけと!」
アスラン「聞け、シン!俺は大事なことに気付いたんだ、それでもう、過去よりも未来を見て生きようと決めたんだ。だから、もうお前も過去に囚われたまま戦うのは止めろ!」
シン「くっそぉぉぉぉ!それで、俺は過去ですか!アンタにとって俺は過去なんですか!」
アスラン「違うシン!そういうことじゃない!」
シン「違わないじゃないですか!アンタは俺の知らないところで俺の知らないものを見て、勝手に決めて…そうやって俺を置いていくんだ!」
アスラン「シン、だから、俺はお前にも未来を見て生きて欲しいんだ!お前が今やっていることは無意味だ、そんなことをしても何も戻りはしない!」
シン「アスランさんが俺と同じ未来を見てくれないなら、俺は過去を見て生きるほうがまだいい!アンタは俺が思い出に縋る権利まで奪うんですか!」
アスラン「駄目だシン!それじゃ駄目なんだ!」
シン「駄目だ駄目だって、何が駄目なんですか!」
アスラン「だって、お前が欲しかったのは、本当にそんなものか!違うだろ?」
シン「俺が欲しいのはアスランさんだってこの間も言ったじゃないですかー!」
アスラン「…ハァ?」
シン「アンタ…なんでいつもそんななんだよー!(泣)」
アスラン「お前は何でわからないんだよ、この馬鹿野郎っー!」

蹴り倒される運命号。

シン「アスランさん、ヤるだけヤッて放置なんて酷い…」
ルナ「…シン!」
シン「でも、愛情表現がちょっと乱暴なデンジャラスバイオレンスなアスランさんもいいです」
ルナ「……」
シン「あ、でも、もう少しで俺、寝返れそうだったのに…もう一押ししてくださいよ…グスン…」
ルナ「…アンタ」


運命号は悪役どころか危うく雑魚であったが、危険なドラグーン空域から離れて位置特定不能な暗がりで二人イチャイチャやった上、アスランさんがシンちゃんに「バカヤロー」したんでもういいかなーみたいなね。
「馬鹿野郎」はアスランからの「一生お前に執着して世話を焼くからな」という宣言みたいなもんでしょ。たぶん。愛しさと切なさが大放出だった。良かったなぁシンちゃん。お前、愛されてる。
ああそんで、「過去に囚われて戦うのはもう止めろ!」とか言って殊更に突っ込まれたがっているアスランさんなんですが、この人どんだけMなの。まぁでもほんと囚われっぱなしの君の口からそんな言葉が出るとは思いませんでした!と一応突っ込んでみる、それが礼儀。
まぁでも、このセリフも過去に囚われまくったことのある者だからこそ、心の底から言えるのではないかとも思った。本作でザフトに戻ったのも、前作で哀愁まみれで一度ザフト抜けした自分にしかできないことがあるだろうという考えからだった(ということにされた)みたいだし。とアスランを援護してみる。
あ、それとも「過去にとらわれないぞー」って色んな陣営を渡り歩いた己の過去をこの際、ザパッと水に流しちゃえってことなの。そろそろ自分を許してあげる気になったのか。ハテ?まぁあの人戦闘が終わって3日くらいしたらまた迷いの底に沈んでそうだけどね。今は戦闘で忙しいからテンション上がり過ぎて強気になってるだけで。とアスランを可哀相な目で見てみる。ほんともえる。


まぁそれはそうとして、シンに「過去過去」言うのは今更な気が致しましたよ。さすがアスランさん、説得があらぬ位置を爆走しよるわ。なんかさ、もうシンは既にレイから未来を託されて次のステージに行ってるはず(多分)だしさー。
あ、あと、ストフリの幻惑に惑わされて精神崩壊フラグ成立の危機だったのも、今更何をと…あ、これ、禁句?じゃあ、わすれて。


あ、そんで、忘れた頃に現れたステラの霊なんですが、明日、明日ってやたら明日を強調してなんなの明日がどうしたの?どんな謎掛け?
電波が強過ぎて砂嵐で前が良く見えないんです。私のアンテナは種の世界の人のアンテナの長さと感度には遠く及ばないので無理なんです。


シン「え、ステラもう帰っちゃうの?」
ステラ「でも、また明日」
シン「明日、アス、アスラン?」
ステラ「うん、明日。ステラ昨日を貰ったの、だからわかるの、嬉しいの」
シン「え、うん。俺もアスランさんを貰えると嬉しい」
ステラ「だから、明日、明日ね…明日」
シン「応援してくれてるんだ…ステラ。ありがとう、俺、頑張るよ」


あー、でもよくわからんが、シンちゃんの明日への意欲が湧いてきたようで良かったです。…なんかね、ほら、夢ですから。ぐにゃりと都合よく誤解するという確率も極めて高いと思うんだ。
で、ステラは実際のところ何を言ってたんですか。言葉が魔法の粉のように振り掛けられてシンちゃんは癒されたんですが、私は困惑したのよ。
ステラは記憶消去により昨日を奪われ続け、何時も「今」しか持っていなかった。しかし、シンと出合って『約束』をすることにより、記憶に深く刻み付けられたその『明日の約束』がシンとの過去の記憶を取り戻させた。そういうわけで、ステラの中に過去と現在と未来という区分ができた。そうしたら、昨日の記憶を元に、ステラはシンと会えるかもしれない明日のことを考えるのがとても楽しくなった。それがとっても嬉しいのー。いやぁ、明日があるっていいことねー。
というわけで、デスティニープランを潰して夢のある明日を保護することはとってもいいことなのさー。


???

素直に裸に萌えるか。シンちゃんの股間ー。


…って、シンが夢で癒されるのはいいんだけどさ、シンよりも先にキラにリアルで絆されていたレイは一体何だったの。先週までそんな兆候、毛ほども出てなかったのでちょっとこれはサプライズ過ぎた。シンの方が重症洗脳だったの?最近議長と離れてたから、議長がレイにかけた催眠が揺らいでいたの?いやいやいや、レイはキラと相対した時は「俺はラウ・ル・クルーゼじゃぁ!」とかトチ狂ったこと叫んでたよね。だからこの時点ではまだ催眠は有効であったっぽい。
というか、先週の終わりで初めてラウとレイが重なった描写をしたばかりの積み重ねの浅い中、「俺、ラウですから」っていう、レイの発言が新鮮に聞こえ過ぎて、思わずいつも冷静なレイたまの頭のネジが飛んだと思ってしまった。
そんで、レイがそんな憑依された様子だったので、この先の数分、またラウ・ル・クルーゼ弁論大会が始まるのかと思ったけど、キラの「お前はお前じゃ」というありふれた一言にアッという間に打ち崩される固かったはずのレイの意志であった。


お前の…お前の信念とはそんなものだったのかァーーー!


この瞬間霧散する49話半に渡る脚本の積み重ね。なんだこれ。愕然。
要するに、キラはラクスの元に居る間に、声に催眠電波を乗せる方法を会得したってこと?ラクスが種割れすると連動して特殊効果発動でキラの電波も5割増しされるの?そうさ、デス種の世界は常に電波の強いものが勝つんだ。それが世界の理。
キラがフラガ家の電波受信しちゃうのもラクスのおかげでアンテナの感度良くなってるからなんだと思う。さすが最高のコーディ成長率が違いますな。
あと、説得…と見せかけて撃破ー!の流れもすごかった。これアスランもやってたけど、ほんと容赦ないスキルだ。ラクス教に入ると使えるようになるんだと思う。ラクス教壮絶過ぎる、「この船よりもオーブです。失えば世界は飲み込まれる。絶対に守らねばなりません」とかどっちが宣戦布告して攻め込んで来た側なのか意識が朦朧とした。


ところで、私は今まで、レイは自分の境遇を知って憂鬱なところに「それでも私はお前が必要」と議長が救いの手を差し伸べたから議長に懐いたんだと思っていたのですが、実は、ほよよんと暮らしているところに議長がレイにとっての憂鬱を暴露して「それでもそれがお前の運命」と言い、頼るものなど議長しかいなかったレイはとにかく議長の言うまま受け入れようとして自分で自分に暗示を掛けたとかいうことだったんですか。ホーウ。だよね、じゃないと何の積み重ねも無く今日だけでレイが議長を撃つ流れにもっていけないわなー。
なんつーか、レイたまの世界は狭過ぎたということかな。
もしかして、誰も、今まで「お前はお前だろ?」と言ってくれなかったので、他者(しかも同じ作られたもの)から初めて「君は君だ」と言われて、ガツーンと心に響いてしまったのかもしれない。
いや、急に思ってもみなかったことを言われて固い意志が揺らぐなんてことはそうそう無いと思う。
だけど、レイは心の奥底では、「自分が唯一自分であること」を誰かに認めていて欲しかったし、「俺は唯一俺である」と思いたいという気持ちを持っていたのではなかろうかと。けれども、やっぱり「クローンである」という重い事実に囚われてしまって、「ギルが正しい、それでいい!」と自分の欲求から目を逸らし続けてここまで来たのかなー、だからその辺を突かれてドキッとキラに恋しちゃったのかなぁとぼんやりと思った次第です。


しかし、それでもやっぱり自分のこれまでの人生(=ギル)をたった1話の流れの中で打ち抜いたのは早計過ぎたと思う。
上につらつら書いた理由など所詮私の妄想に過ぎないのだ。なんか、44話で「本物なら全て正しくて偽者は悪だと思うからか。俺はそれはどうでもいい。」と、どうでもよくないからつい過剰反応したような気がするレイと48話で「クローンだからなー老い先短いんだ」とある種達観した悟りの中に本気の憂鬱を覗かせていたような気がするレイの様子から勝手に傍受した私の妄想ですからー。レイの「議長最高!」心が確実に揺らいでいると思わせる描写など今まで全くもってありませんでしたよね。私が一瞬寝てて見逃したとか言うんじゃない限りなかったと思うよ。だから、正直、レイたまがキラの電波に犯されたー!というのがファーストインプレッションですよ。


もう、さ、10話くらい前にシンに「俺さークローンなんだよね、憂鬱…」って暴露して、シンちゃんに「えーでもレイはレイだろ?今まで色々俺を助けてくれたのはレイだし、一緒に居てくれたのもレイだし、クルーゼって人じゃないから」って言ってもらえば良かったんだと思う。シンも意地っ張りだし、レイが隣に居るのが当たり前になってるしで今まで面と向かってお礼を述べるなんてことはなかっただろうけど、もし、レイが心の底から「悩んでます」って告白してきたらシンは言うと思うよ。赤面しながら。あいつぁ情にあついしさ。もうなんか一緒のお布団で寝たりするよ。いつもの寝方が、仰向けで微動だにしないレイと布団を抱いて丸まって寝るシンだから、多分夜中に布団代わりにシンがレイに巻きついてしまって、レイがうなされるけど、そんなのアイデンティティの危機に比べたらほんとちっぽけなことだよね。
まぁレイが中々悩みを暴露できない性格で、つい悩みを匂わせないように達観して暴露してしまうキャラであるということはわかりますが。それでも、すこーしレイの揺らぎ描写を入れるだけで、このいきなり感溢れる展開はもう少しスムーズに納得できるものになりそうな気がするんだ。


でもさ、あくまでオムニバスSEEDなので、劇場でアスランがスーパーショーを繰り広げてミーアミーア言ってる頃に、「そうだ、レイに議長を撃たせよう!」とか最後の2話の展開を決めたような予感もする。
それなら10話前に伏線など入れるのは無理というものだ。夢のようなことだ。俺達は…過去には…戻れないんだ。あ、だから明日明日言ってんの?水に流す気?流したいものが多過ぎて排水溝に詰まるんじゃないの。失礼した。


もう何かデス種本編には、


キラ「答えを出さない…それが僕の出した結論だ!」
議長「傲慢だね。さすがは最高のコーディネイターだ」
キラ「答えを絞ろうとするアナタの方が傲慢です」
議長「だが、君の言う世界と私の示す世界。皆が望むのはどちらだろうね?今ここで私を撃って、再び混迷する世界を君はどうする?」
キラ「覚悟はある。僕は戦う!」
議長「覚悟だけでどうする」
レイ(ほんとだな!)
ターン!
タリア「ギルバート!!」
議長「やぁタリア、撃ったのは君か」
タリア「いいえ、レイよ」
レイ「ギル、ごめんなさい、誤射しました…」
議長「ああ、そうか…」


とかやられても、既にダメージ皆無な空域に私は居る。吃驚はするが。
まぁそんで、腰が抜けて立てない議長のために、キラたんがじきじきに御前に出向されたのですが、これ、議長と生身対決するのアスランにして、物陰から議長を撃つのはシンにすれば良かったんじゃないの?だって議長との絡みはアスランが一番多くなかったっけ?しかもシンアスは二人ともその時点で暇そうだったんだけど?え、何。 キラを行かせたかったし、キラに撃たせたくなかったですって?え、それ、ストーリーの為に今はキャラ萌は我慢してくださいよ。と、言うのも今更ですかーそうですかー。
これが積み重なって、曖昧が曖昧で塗り固められ曖昧が溢れ出して大枠の形まで歪んだ(=設定無視)のがデス種だよね。その辺、よく描かれていた。なんかほんとごめんなさいね。


てゆうか、こんな昔のことを蒸し返すのも何だけど、
「戦争はなぜ起こるのか」を描いていくことになるはずだったんじゃなかったっけデス種って???それでいて、実際描かれ(てしまっ)たのは「不条理な世界の中で不条理に夢に敗れる者達」だった気がする。
と、いうのも、ラクス教勢がラストの一枚絵でポーズを決めようとも、最後に記憶に残ったのは小惑星に放置されて泣きじゃくるシンと偽装家族の悲しい一家心中だったから。
ほんと傍迷惑な人たちだったけどさ、特に議長。スパコンの電源くらい落としていきなよ?暴走するといけないから。
まぁしかし議長は、思わず夕焼け空に思い浮かべるくらい好きだったタリアの膝で死ねて良かったね…痴話喧嘩で世界大革命思想だったのかどうかさえも謎のまま終わって逝ったけど、もう議長がそれで納得するんだったらいいや…。タリアも子供を残して昔の男と心中ですかー!という感じだけど、もうアナタが決めたんならそれでいいです。議長は己の保険金の名義をタリアの子供にするくらいタリアが好きだったんだよ、ね。と思わせておいてくれ。レイは…レイは、可愛かったけどさー、折角明日があるさ思想をインプットされたところなんだから、キラと一緒に超脱出を繰り広げればいいんじゃないかと。キラも連れてってやれよ…脱力したレイ一人担ぐのくらい余裕だろうよ。
デス種はなんでそんなに回避できそうな不具合までも醸し出したがるのかー。でも私はそんな貴方が好きだ。ほんと、こんな絡みやすいアニメ他にないと思うんだ。そんなの本意ではないだろうけども。


♪何も~し~ら~な~い方が
┌────────────────────┐
│                             |
|        脚本 両● 千晶          |
|                             |
│                              |
│           声の出演             │
|                             |
│     キラ・ヤマト    保志総一朗      │
│     アスラン・ザラ   石田  彰      │
│     シン・アスカ    鈴村 健一      │
│     ラクス・クライン  田中 理恵      │
│                             │
└────────────────────┘

実際は死に溢れたモノクロ映像を流しながら、こんなところで責任の所在を明確化してしまうほど辛かったんだなぁと…恐れおののいた。
……え、もしかしてこれが普通なの?よくわかんないんだけど。


と、いうわけで終わったので、後は、アスランさんがシンちゃんを迎えに来て、シンちゃんはインジャスコクピットで密着状態にときめきながら、AAに保護されたものの、やっぱりなんだか面と向かっては顔を合わせづらくて、慣れない空気の中項垂れてるシン。…なんだけど、それに対してアスランが何時も通り「シン、シン」言いながら話しかけるので、調子に乗って復活してきたシンが家賃の節約にもなるからと二人暮らしを提案してオーブかプラントにマンションを借りるんだよね。


シン「あの、アスランさん…」
アスラン「なんだ、シン」
シン「あの、その、今日から宜しくお願いしますね」
アスラン「ああ、こちらこそ宜しくな」
シン「///」
アスラン「こら、シン。そんなとこ突っ立ってないで早く荷物を片付けるぞ」
シン「はーい。それにしてもアスランさんの荷物多いですね、ダンボールが山積み…」
アスラン「あ、それ、半分はキラの荷物だから」
シン「ハァ!?」
アスラン「だから、半分はキラの荷物なんで多くて当たり前」
シン「は?え?キラってフリーダム!?」
アスラン「それ以外に一体誰が?」
シン「ちょ、ちょっと待ってアスランさん、俺達二人暮らしのはずじゃ」
アスラン「ああ、勝手に決めて悪かった。でも、ほら、俺達が一緒に暮らすのは家賃節約の為だし、それなら3人の方がもっと効率がいいだろ。幸い部屋も余ってるし、問題ないだろうと思って」
シン「そっそんな!問題大ありですよ!」
アスラン「どの辺に問題があるんだ?よくわからないが」
シン「だ、だからなんでキラ・ヤマトなんかと!!」
アスラン「こら、シン。そういう言い方はよくないぞ」

ピンポーン

アスラン「と、噂してる傍からキラが来たかな?」
シン「エエッ!」
アスラン「キラ、いらっしゃい」
キラ「アスラン、遅くなってごめん。バルトフェルドさんがどうしてもコーヒーメーカーを持って行けって煩くって、一度取りに戻ったんだ。はいコレ」
アスラン「相変わらずだなーハハハー、って3つもどうするんだ?」
キラ「あとこれ、ラクスから。お風呂に入れたら壊れちゃったんだって」
アスラン「仕方ないなぁ…防水加工していないハロは風呂に連れて行かないようにとあれ程言っておいたのになぁ」
キラ(ニコニコ)
アスラン(ニコニコ)
キラ「で、シン、だよね。AAで一度会ったんだけど覚えてるかな。よろしくね」
シン「……」
アスラン「シン、どうした?」
シン「……!帰れっ!」
アスラン「シン!!お前、なんてことを!」
シン「だって、俺、今日からアスランさんと二人きりだって…くそォー!」
キラ「…あの、何だかよくわからないけど、ごめん。僕お邪魔だったかな…」
アスラン「あっ、キラ、全然!そんなことは全然ないからっ!シンはこらっキラに謝れ!」
キラ「…僕、マルキオさんのとこに居てもいいんだけど」
キラ「じゃあ、アンタはそっちに居ればいいだろ!」
アスラン「シン!」
キラ「でも、ラクスは暫く戦後処理で忙しそうだし…あの、僕、子供ってあんまり得意じゃなくて…」
アスラン「キラ、大丈夫だから、二人とも仲良くやっていこう?な?」
シン「……っ!」

ダダダダダダッ…バタン!!

キラ「なんか、ホントに大丈夫なの」
アスラン「あ、大丈夫大丈夫、あいつほんと子供でしょうがないんだよな。後でちゃんと言っておくから」
キラ「うん。アスランがそう言うんなら大丈夫だよね」
アスラン「ああ、任せろ」

シン(ウワーン!アスランさんのアホーーーーーーー!


なかなか報われないシンちゃん。
死にもせず、精神崩壊もせず、ただ信じた正義のみ崩壊したシンの中味はしばらく空虚かもしれないけど、死にもせず、精神崩壊もせず、大切な人はいなくならなかったシンにはこれから幸せになれる可能性が残されている。ほんと良かったと思うよ。
納得できないまま色んなことが終点に到着してしまったシンちゃんだけど、そもそもシンちゃんは愛が欲しいんだから、なんか粘り強いアスランの愛に絆され癒されするんだと思うよ。良かったなぁ。ああ、ほんと良かった。


ピンポンピンポンピンポン
アスラン「あー、(うるさいと思ったら)なんだイザーク、どうしたんだ?」
イザーク「アスランッ!」
アスラン「な、なんだ」
イザーク「俺は本当は嫌なんだ!嫌なんだが、背に腹は変えられんというか何というかだな!ああチクショウ!」
アスラン「あの、落ち着けよ、お前。何言ってるかわからな…」
イザーク「だから…だからだな!俺はお前に頼みがッ!」
アスラン「イザークが!?俺に…たのみ!?」
イザーク「そんな驚いた顔をするなァ!」
アスラン「あっすまない…つい。とりあえず、中で落ち着いて話そうか」
イザーク「ああ、望むところだ!」

数日後

コンコンコン
シン「アスランさーん、アスランさーん?…入りますよー」
アスラン「……」
シン「アスランさん?寝てるんですか?」
アスラン「……」
シン「今日、首都に出向じゃなかったですっけ?あの、起きないと遅れますよ?」
アスラン「…うっ」
シン「……。アスランさん、ご飯も冷めちゃいますし、とりあえず起きるだけでも…」
アスラン「…起きちゃいけない気がするんだ」
シン「はぁ?」
アスラン「何か、何かおかしいんだ。イザークが来たあの日から、俺」
シン「何がおかしいんですか?」
アスラン「ああ、ちょっと、イザークの苦しい離反言い訳を、旧ザラ派に根回しして援護するだけのはずだったんだ」
シン「それで?裁判は勝ったんでしょ?良かったじゃないですか」
アスラン「ああ、イザークは喜んでくれたし、それはそれで良かった…良かったんだけど…な、なんで…なんで俺はまたこんなことにッ!」
シン「こんなことって?」
アスラン「何だかんだ理由を付けて首都に呼び出されまくるんだ。いや、これは仕方ない力を借りたのは確かだし、恩は返すべきだと思うんだ」
シン「はぁ」
アスラン「でも、首都に行くと必ず旧ザラ派に取り囲まれてなんか書類とか書いてる。知らない内に書いてる、俺…もうッ」
キラ「……アスラン」
シン「うわっ!」
キラ「ねぇ、アスラン…それがきっと君のデスティニーなんだよ…僕が言うのもなんだけど…」

イザーク「最近の俺はなんだかすごく調子がいいぞ、ディアッカ!なんというか、こう、生活に張り合いがある!この調子で次の選挙頑張るぞ!!!アスランには負けん!!!」
ディアッカ「はいはい」


というわけで、自由な妄想の余地を過剰なまでに残しまくってくれてありがとう、一年間ありがとう、デス種。
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ものっそい長くなりました。今回は通常感想も前半に入れてあります、途中にリヴァイアスの話が一寸入って、最後にネタです。ついに終わってしまった最終回、さて各所ではどんな感想になってるんですかね?見に行くのが楽しみです。それでは読んでくれる方は追記へどうぞ・・.
2005/10/03(月) 19:39:06 | 木下クラブlog
FINAL-PHASE 「最後の力」 運命の戦いの終局・・・自ら戦いの運命に身を投じた、怒れる瞳の少年がいた。再び戦いに身を投じた少年たちがいた。少年たちは戦いの終りに何を見るのか?レクイエム破壊に向かったキラたち。その前に立ちはだかる最後の難関・メサイア要塞。要塞
2005/10/03(月) 22:34:02 | + SERAらく日記 +
タリア艦長が、デュランダル議長を腕に抱きました。シンはルナマリアと共にラストを無言で見守っていました。このアニメの主役がキラなのも、運命なんですねー。PHASE-50 最後の力発言
2005/10/07(金) 19:30:31 | kasumidokiの日記

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